事業所のえらび方
見学の感想、どう伝える?まだ決められないでいい
見学が終わったあと、「どうでしたか?」と聞かれて、言葉に詰まったことはありませんか。その場ですぐに感想を言えないと、「何か言わなきゃ」とあせってしまいますよね。この記事では、感想がまだまとまらないとき、「まだ決められない」と正直に返していい、その言い方を具体的にお伝えします。
まず、感想がすぐ出なくても大丈夫
見学のあと、頭の中がいっぱいで、感想がまとまらないのはよくあることです。
- 初めての場所で、緊張していた
- いろいろ見て、情報が多かった
- 良いか悪いか、まだ自分でも分からない
こういうとき、うまく言えないのは当たり前です。感想は「その場で完成させるもの」ではありません。
「気に入りました」とも「合いませんでした」とも、まだ言えなくていいのです。無理にどちらかに決めようとしなくて大丈夫です。
「まだ決められない」と、正直に言っていい
感想を聞かれたとき、いちばん楽なのは、思ったことをそのまま返すことです。
たとえば、こんなふうに言えます。
- 「まだ、うまく言葉にできていません」
- 「今すぐには、決められない気持ちです」
- 「少し、考える時間がほしいです」
- 「持ち帰って、ゆっくり考えたいです」
どれも、失礼な言い方ではありません。見学は「決める前に見る場」です。その場で答えを出さなくてもいいことを、聞いた側もたいてい分かっています。
無理に「良かったです」と言うと、あとで自分が困ることもあります。正直な今の気持ちを、そのまま渡すほうが、あとが楽になることが多いです。
そのまま使える、伝え方の言葉
場面ごとに、そのまま口に出せる言葉をならべておきます。自分に合いそうなものを選んで使ってみてください。
まだ気持ちが決まらないとき
- 「良いところもあったけど、まだ迷っています」
- 「もう少し考えてから、お返事してもいいですか」
うまく言葉が出ないとき
- 「うまく言えないのですが、また連絡します」
- 「今日はありがとうございました。少し考えます」
ほかも見てから決めたいとき
- 「ほかも見てみたいので、そのあとで考えます」
- 「比べてから、決めたいと思っています」
その場で言葉が出てこないとき
- 「(うなずくだけ)……ありがとうございました」
- 「あとで、家族(や相談員)と相談します」
言い切らなくても大丈夫です。文の途中で止まっても、伝わります。
「良かった」と言わないと悪いかな、と思うとき
見学のあと、相手が親切だと、「良かったと言わないと申し訳ない」と感じることがあります。
でも、感想は「おれい」とは別のものです。
- おれいは「ありがとうございました」で伝わります
- 感想は、思ったことをそのまま言っていいものです
おれいだけ先に言って、感想は保留にする、という返し方もできます。
例:「今日はありがとうございました。感想は、少し考えてからでもいいですか」
こう言えば、失礼になりません。相手にも、あなたの正直な気持ちが伝わります。
一人で決めなくていい
感想をまとめるのが難しいときは、あとで人に話しながら整理する方法もあります。
- ご家族に、見てきたことを話してみる
- 相談支援専門員(福祉サービスの相談にのってくれる人)に伝える
- 見学のときに感じたことを、メモに書き出す
話しているうちに、「あそこが気になった」「ここは良かった」と、自分の気持ちが見えてくることがあります。
見学は、その場で答えを出す試験ではありません。持ち帰って、ゆっくり考えていいのです。
たとえば、島根県松江市にあるKUKKULAのような事業所でも、見学のあとにすぐ返事をもらう決まりはありません。事業所によって進め方はちがいますが、「考えてから」で受けとめてくれるところは多いです。見学の申し込みや流れが気になる方は、見学のお申し込みやご利用の流れものぞいてみてください。
さいごに
見学の感想を聞かれて困ったとき、無理に良し悪しを決めなくていいことを、お伝えしました。
- すぐに感想が出なくても、当たり前
- 「まだ決められない」と正直に返していい
- おれいと感想は、分けて伝えていい
- 一人でまとめず、あとで人に話しながら考えていい
感想は、あなたの正直な気持ちがいちばんです。その場でうまく言えなくても、それはあなたが真剣に考えている証です。ゆっくりで大丈夫です。
