はたらくということ
通院しながらB型に通える?予定の組み方
「通院の日があるけど、B型に通えるのかな」
「デイケア(病院などで受ける、日中のプログラム)と、両立できるだろうか」
そんな不安を持つ方は、めずらしくありません。この記事では、通院やデイケアと就労継続支援B型(体調に合わせて作業ができる場所)を、日々の予定としてどう組み合わせるかを、生活リズムの目線でお話しします。
まず、通院と両立している人はいます
定期的に病院へ通いながら、B型に通っている人はたくさんいます。
通院は、あなたの生活の大事な一部です。それをやめてまでB型に通う、という話ではありません。むしろ、通院を続けながら、通える範囲で作業する。そういう形が多いです。
だから、まず「両立できるのかな」という不安は、あまり自分を追い込まないでください。
ただし、通える日数や時間の決め方は、事業所によって、そしてお住まいの市町村によってちがいます。くわしくは、市町村の窓口や相談支援専門員(福祉サービスの相談にのってくれる人)にご確認ください。
通院日は「休む」で組んでいい
いちばん伝えたいのは、これです。
通院の日は、B型を休む。 そう決めておいて大丈夫なことが多いです。
1日を、通院とB型で無理に両方こなそうとしなくて構いません。通院だけでも、体はけっこう疲れます。待ち時間があったり、話をしたり、薬をもらったり。それだけで、その日はいっぱいということもあります。
予定の組み方の例です。
- 通院がある曜日は、はじめから通わない日にしておく
- 午前に通院、午後だけ少し通う、という形にできるか相談してみる
- 通院の次の日は、ゆっくりめの作業を選ぶ
どれが合うかは、人によってちがいます。まずは「通院日は休む前提」で考えると、気持ちが楽になることが多いです。
曜日を決めておくと、リズムが作りやすい
通院やデイケアが「毎週この曜日」と決まっているなら、それに合わせてB型の日を組むと、リズムが作りやすくなります。
たとえば、こんな考え方です。
- 通院が水曜なら、B型は月・金など、離れた曜日にする
- デイケアが週の前半なら、B型は後半に寄せる
- 通院とB型の日が続かないよう、間に休む日をはさむ
予定がバラバラだと、体も気持ちも追いつきにくくなります。あらかじめ「この曜日は通院」「この曜日はB型」と分けておくと、先の見通しが立ちます。
この組み方は、通いはじめる前に相談支援専門員や事業所と一緒に決めておけます。一人で組もうとしなくて大丈夫です。
急な通院や体調の変化は、伝えれば調整できることが多い
予定を決めていても、急に病院へ行くことになる日もあります。体調が下がって、通院を増やす時期もあります。
そういうとき、B型を休んだり、日数を減らしたりすることは、たいていの事業所で相談できます。「今月は通院が多いので、通う日を減らしたい」と伝えれば、調整してもらえることが多いです。
伝え方の例です。
- 「来週の火曜、急に通院が入りました。お休みします」
- 「最近、通院が増えていて。通う日を少し減らせますか」
- 「デイケアの曜日が変わったので、B型の曜日を見直したいです」
無理に理由をくわしく説明しなくても大丈夫です。「通院のため」で十分なことが多いです。
どのくらい柔軟に調整できるかは、事業所によってちがいます。気になるときは、見学のときに聞いておくと安心です。
デイケアや他の通いとの掛け持ちで、気をつけたいこと
デイケアや、ほかの支援と掛け持ちする場合、一日の予定を詰め込みすぎないことが大切です。
体は、思っているより疲れます。午前にデイケア、午後にB型、という日が続くと、しんどくなることもあります。
だから、掛け持ちするときは、こんなふうに考えてみてください。
- 一日にひとつ、を基本にする
- 掛け持ちする日は、週のうち少しだけにする
- 疲れたら、次の予定を休んでいい
また、デイケアとB型を同じ日に使えるかどうかは、制度のうえでの決まりや、市町村の考え方がかかわることがあります。これは自分で判断せず、相談支援専門員や市町村の窓口に確認してください。
見学のときに、通院のことを話しておける
通院やデイケアと両立したいときは、見学のときにその話をしておくと、あとがスムーズです。
「通院が月に何回かあります」「デイケアと掛け持ちしたいです」と、はじめに伝えておく。そうすると、通える日数や曜日を、一緒に考えてもらいやすくなります。
例えば、島根県松江市にあるKUKKULA(クックラ)のように、通うペースや作業内容について見学で相談できる事業所もあります。ほかの事業所でも、見学の場で聞いておけることは多いです。
作業の内容はこちら、見学のお申し込みはこちらから見られます。通いはじめまでの流れはご利用の流れも参考にしてください。
さいごに
通院やデイケアと、B型。両方を無理に一日で詰め込む必要はありません。
- 通院の日は、休む前提で組んでいい
- 曜日を決めておくと、リズムが作りやすい
- 急な通院や体調の変化は、伝えれば調整できることが多い
通院は、あなたの暮らしを支える大事な時間です。それを守りながら、通える範囲で少しずつ。そんな組み方から始めて大丈夫です。
迷ったら、相談支援専門員や市町村の窓口、そして見学のときに、遠慮なく相談してみてください。
