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作業所のえらび方

手芸の作業がある作業所、工程はどう分かれる?

「手芸のような、ものづくりの作業がある作業所を探している。でも、細かい作業は苦手かもしれない」。そう思って迷っている方は少なくありません。この記事では、手芸の作業がどんな工程に分かれているか、そして細かい作業が苦手でも入れる工程がある、という話をお伝えします。

手芸の作業は、実は一つじゃない

「手芸」と聞くと、細かい針仕事を思いうかべる方が多いかもしれません。でも実際の作業所では、手芸の作業は一つのかたまりではありません。いくつもの工程(作業の段階)に分かれています。

たとえば、一つの作品ができるまでには、こんな流れがあります。

  • 材料を用意する
  • 材料を切る、そろえる
  • 縫う、編む、組み立てる
  • 仕上げる
  • 袋に入れる、ラベルを貼る
  • 数をかぞえて、箱にまとめる

このように、一つの作品にはたくさんの手が加わります。全部を一人でやるとは限りません。工程ごとに、人が分かれて作業することもよくあります。

細かい作業が苦手でも、入れる工程がある

「針を使うのが苦手」「細かいものを見つづけると疲れる」。そういう方もいます。でも、それだけで手芸の作業をあきらめなくてもよい場合があります。

なぜなら、上に書いたように工程が分かれているからです。細かい針仕事とはちがう工程もあります。

たとえば、こんな作業です。

  • 材料を色ごとに分ける
  • できあがったものを袋に入れる
  • ラベルやシールを貼る
  • 数をかぞえる
  • ほこりを取る、形をととのえる

こういう工程は、細かい針仕事とはまた別の力が使われます。ていねいさや、根気が生きる作業です。自分に合いそうな工程が見つかることもあります。

「どの工程が合うか」は、やってみて分かることも

最初から「自分はこの工程」と決めなくても大丈夫です。合う・合わないは、やってみて分かることも多いからです。

作業所では、いろいろな工程を少しずつ試させてもらえることがあります。

  • 手を動かす細かい作業
  • 手順がはっきりしていて、くり返しが多い作業
  • 一人で集中する作業
  • 何人かで分けてやる作業

どれが落ち着くかは、人によってちがいます。「細かいのは苦手だけど、数をかぞえるのは好き」というように、意外な発見があることもあります。

気になることがあれば、支援員(作業を手伝ってくれるスタッフ)に相談してみてください。工程を変えてもらえたり、やりやすいやり方を一緒に考えてもらえたりします。

体調やペースに合わせられることも

手芸の作業は、自分のペースを保ちやすい作業の一つとも言われます。ただし、これは作業所によってちがいます。

  • その日の体調に合わせて、工程を選べるか
  • 途中で休みながらできるか
  • 急がなくてよい作業があるか

こういったことは、事業所によって決まりがちがいます。気になるときは、見学のときに聞いてみるとよいでしょう。「細かい作業が苦手なのですが、別の工程はありますか」と、そのまま聞いても大丈夫です。

事業所を見るときの、ちいさな見どころ

手芸の作業がある作業所を見るとき、こんなところに目を向けてみてください。

  • どんな工程があるか
  • 一つの作業を、何人かで分けているか
  • 苦手な工程を変えてもらえそうか
  • 手順を教えてくれる人がいるか

これらを見ておくと、自分が入れそうな工程があるかどうか、イメージしやすくなります。

例えば、島根県松江市にあるKUKKULAのように、ものづくりの作業を工程で分けている事業所もあります。どんな作業があるかは、事業所ごとに作業の内容を見たり、見学で実際に見せてもらったりするのがおすすめです。

さいごに

手芸の作業は、細かい針仕事だけではありません。材料をそろえる、袋に入れる、数をかぞえるなど、たくさんの工程に分かれています。細かい作業が苦手でも、入れる工程が見つかることがあります。

どの工程が合うかは、やってみて分かることも多いです。まずは見学で、どんな作業があるか見てみるところから始めても大丈夫です。あせらず、自分のペースで探していってください。

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