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制度としくみ

受給者証の申請、何から始める?流れをやさしく

「手続きって、なんだかむずかしそう」。そう感じて、一歩がふみ出せない方は多いです。この記事では、受給者証(福祉サービスを使うための証明書)の申請が、だいたいどんな流れで進むのか、そして窓口で何と言えばよいかを、やさしい言葉でまとめます。

最初に知っておいてほしいこと

受給者証の申請には、一つだけ大事な前提があります。

それは、お住まいの市町村によって、決まりや呼び方、必要な書類がちがうということです。

この記事に書く流れは、あくまで「よくある形」です。細かいところは地域でちがいます。ですので、正確なことは、

  • お住まいの市町村の窓口
  • 相談支援専門員(手続きや事業所選びを手伝ってくれる人)

に確認していただくのが、いちばん確実です。

この記事は、「まず何をすればいいか」の見取り図として読んでください。

大きな流れを、ざっくりと

こまかい違いはあっても、多くの場合、次のような順番で進みます。

  1. 市町村の窓口に相談する
  2. サービスを使いたいことを伝える
  3. 相談支援専門員などと計画(サービス等利用計画)をつくる
  4. 市町村が内容を確認して、決める
  5. 受給者証が届く
  6. 事業所と契約して、利用が始まる

一度に全部を覚えなくて大丈夫です。まずは「①窓口に相談する」ところから、と考えておけば十分です。

順番や呼び方は市町村でちがうことがあります。窓口で「今、どの段階ですか」と聞けば、教えてもらえます。

まずは窓口へ。何と言えばいい?

多くの方がいちばん不安に思うのが、「窓口で何と言えばいいのか分からない」という点だと思います。

難しい制度の名前を、正しく言う必要はありません。次のような一言で大丈夫です。

  • 「福祉のサービスを使いたいのですが、どうすればいいですか」
  • 「就労継続支援B型を利用したいと思っています。手続きを教えてください」
  • 「受給者証の申請について相談したいです」

どこの窓口に行けばいいか分からないときは、市役所・町村役場の代表電話に、こう聞くこともできます。

  • 「障害福祉のサービスの相談は、どこの窓口ですか」

言葉につまっても、係の人が順番に案内してくれます。うまく話せなくても、心配しないでください。

相談支援専門員って、どんな人?

申請の流れの中で、「サービス等利用計画」という書類をつくる場面があります。これは、どんなサービスを、どんなふうに使いたいかをまとめた計画書です。

この計画づくりを手伝ってくれるのが、相談支援専門員です。

  • どの事業所が合いそうか、一緒に考えてくれる
  • 書類のことを教えてくれる
  • 市町村とのやりとりを助けてくれる

「自分でぜんぶやらなきゃ」と思わなくて大丈夫です。窓口で、

  • 「相談支援専門員を紹介してもらえますか」

と聞いてみてください。地域によって、紹介のしかたや、計画の書き方はちがいます。ここも窓口や相談支援専門員に確認してみましょう。

用意しておくと、話が早いこと

必要な書類は市町村でちがうので、決まった一覧をここに書くことはできません。ただ、次のものは手元にあると、相談のときに話が進みやすいことが多いです。

  • 本人確認ができるもの
  • 障害者手帳や、医師の意見書など(お持ちの場合)
  • マイナンバーが分かるもの

「これも要りますか?」と迷ったら、そろえてから行かなくても大丈夫です。まず窓口で、

  • 「申請に必要なものを教えてください」

と聞けば、その場で教えてもらえます。手帳がなくてもサービスを使える場合があります。あきらめずに、まず相談してみてください。医療的なこと(診断や意見書の内容など)は、かかりつけの医療機関に相談しましょう。

事業所を見るのは、どの段階でもいい

「受給者証が届いてから事業所を探すの?」と思うかもしれません。

実は、手続きと並行して、事業所を見学することもできます。見てみると、雰囲気や作業のイメージがつかめて、気持ちが少し楽になることがあります。

事業所ごとに、作業の内容も、通い方も、雰囲気もいろいろです。例えば島根県松江市の KUKKULA のように、見学を受け付けている事業所もあります。気になるところがあれば、見学のお申し込みや、ご利用の流れのページをのぞいてみるのも一つです。

どの段階で見学するかに、決まりはありません。「まだ申請もしていないけど、見ていいのかな」というときも、遠慮しなくて大丈夫です。

さいごに

受給者証の申請は、順番に進めていけるものです。一度にすべてをやる必要はありません。

  • まずは市町村の窓口に相談する
  • 「福祉のサービスを使いたい」と伝えるだけでいい
  • 相談支援専門員に手伝ってもらえる

そして、細かい決まりは地域でちがいます。この記事で不安が少しやわらいだら、次はぜひ、お住まいの市町村の窓口や相談支援専門員に聞いてみてください。分からないことは、よくある質問作業の内容のページも参考になるかもしれません。

一人でかかえこまず、聞きながら進めていけば大丈夫です。

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