事業所のえらび方
島根の就労支援事業所の探し方。最初の1本の電話は誰にかける?
「就労支援の事業所を探したい。でも、どこで情報を集めればいいのか分からない」。そう感じている方は、めずらしくありません。この記事では、事業所探しの「最初の1本の電話を、誰にかければいいか」に絞ってお伝えします。
情報を集めようとすると、なぜ迷うのか
インターネットで調べると、たくさんの窓口や制度の名前が出てきます。
- 市町村の窓口
- 相談支援事業所
- 病院
- ハローワーク
- それぞれの事業所のホームページ
どれも間違いではありません。ただ、数が多すぎて「結局、どこが最初なの?」と分からなくなります。
一覧を全部見て回るのは、正直しんどいものです。だから、この記事では「まず、この1本」というところだけにしぼります。
最初の電話は「相談支援専門員」がいるところへ
もし迷ったら、最初の1本は「相談支援専門員(そうだんしえんせんもんいん)」につながる場所にかけてみてください。
相談支援専門員とは、福祉サービスを使うときの案内役のような人です。あなたの話を聞いて、どんな事業所が合いそうかを一緒に考えてくれます。
この人につながると、次のようなことがまとめて進みやすくなります。
- あなたの体調やペースに合いそうな事業所を教えてもらえる
- 見学の手はずを手伝ってもらえる
- 手続きの流れを説明してもらえる
事業所を1つずつ自分で調べて電話するより、まず案内役に相談するほうが、遠回りになりにくいです。
相談支援専門員に、どうやってつながる?
相談支援専門員につながる方法は、いくつかあります。どれか1つで大丈夫です。
- 市町村の障害福祉の窓口に電話する 「就労支援の事業所を探しているので、相談支援専門員につないでほしい」と伝えます。
- すでに通っている病院やクリニックがあれば、そこで聞いてみる ソーシャルワーカー(相談員)がいることがあります。
- 地域の相談支援事業所に、直接電話する お住まいの地域に、こうした事業所があります。
どの窓口が担当かは、お住まいの市町村によって決まりがちがいます。まずは市町村の窓口に電話すれば、どこにつなげばよいか案内してもらえることが多いです。
電話で、なんと言えばいい?
「うまく話せるか不安」という方も多いと思います。長い説明はいりません。次のくらいで十分です。
「就労支援の事業所を探しています。何から始めればいいか、相談したいです」
これだけで、相手が順番に聞いてくれます。
伝えられそうなら、次のことをメモしておくと話が早くなります。
- 今の体調や、通えそうな曜日・時間のイメージ
- 手帳や診断があるか(なくても相談はできます)
- 家から通いやすい場所の希望
うまく言葉にできなくても大丈夫です。相手はそういう相談に慣れています。
電話が、まだこわいと感じるとき
電話をかけること自体がこわい、という気持ちも自然なことです。無理にかけなくてかまいません。
そんなときは、こんな方法もあります。
- ご家族や、信頼できる人に間に入ってもらう
- 病院に行く日に、その場で相談員に聞いてみる
- 気になる事業所のホームページから、見学の申し込みだけしてみる
「相談が先」と決まっているわけではありません。事業所を先に見てから、あとで相談支援専門員につながっても大丈夫です。
例えば、島根県松江市にあるKUKKULAのように、見学の申し込みをホームページから受けている事業所もあります。まず見学の様子や作業の内容を見て、雰囲気を知ってから考える、という順番でも問題ありません。
電話のあとの流れも、少しだけ
相談支援専門員につながったあとは、だいたいこんな流れになります。
- あなたの希望や体調を聞いてもらう
- 合いそうな事業所をいくつか教えてもらう
- 見学に行ってみる
- 使うかどうか、ゆっくり決める
手続きの細かいところは、お住まいの市町村や事業所によってちがいます。くわしくは市町村の窓口や相談支援専門員にご確認ください。ご利用の流れをもう少し知りたい方は、事業所のご利用の流れのページも参考になります。
さいごに
情報がたくさんあって迷うときは、全部を集めようとしなくて大丈夫です。
まずは「相談支援専門員につながる場所へ、1本電話する」。ここから始めれば、あとは一緒に考えてもらえます。
その1本も、今日でなくてかまいません。気持ちが動いたときで大丈夫です。分からないことが増えたら、よくある質問ものぞいてみてください。
