ブログ一覧へもどる

からだと気持ち

作業所が疲れる、続かない。ペースは相談していい

「通い始めたけど、思ったより疲れる」。そう感じて、続けられるか不安になっていませんか。その気持ちは、とても自然なものです。この記事では、疲れの原因の見つけ方と、通う日数や作業の量を「相談していい」という考え方を、やさしくお伝えします。

まず、疲れるのはあなたが弱いからじゃない

新しい場所に通いはじめると、体も心も、いつもより力を使います。

  • 慣れない道を通う
  • 知らない人がまわりにいる
  • 作業の手順をおぼえる
  • 「ちゃんとやらなきゃ」と気をはる

これだけのことを、いちどにやっているのです。疲れて当たり前です。

最初の数週間は、とくに疲れが出やすい時期です。「こんなに疲れるなんて、向いていないのかも」と思わなくて大丈夫です。多くの人が、同じところを通っています。

「何に」疲れているのか、少しだけ分けてみる

「疲れる」とひとことで言っても、中身はいろいろです。分けてみると、対処のヒントが見えてくることがあります。

  • 体が疲れる:立ちっぱなし、通う時間が長い、など
  • 頭が疲れる:手順が多い、覚えることが多い、など
  • 気持ちが疲れる:人がいる、話しかけられる、気をつかう、など

たとえば「体」より「気持ち」が疲れているなら、人との距離を変えるだけで、少し楽になることもあります。

すぐに分けられなくても大丈夫です。「今日はどっと疲れたな」と気づくだけでも、じゅうぶんな一歩です。

通う日数や作業の量は、相談していい

ここが、いちばんお伝えしたいことです。

通うペースや作業の量は、あとから相談して変えられることが多いです。

「最初に決めたとおりに通わないといけない」と思いこんでいませんか。じつは、そうとは限りません。

  • 週の日数を、いまより減らせないか
  • 通う時間を、短くできないか
  • 作業の量を、少し減らせないか
  • 別の作業に、変えてもらえないか

こういったことは、相談してみる価値があります。無理して続けて、ぱったり行けなくなるより、はやめに調整するほうが、通いつづけやすいことがあります。

相談は、わがままではありません。長く通うための、だいじな工夫です。

しんどさを、どう伝えたらいい?

「疲れます」とだけ言うのは、少し勇気がいるかもしれません。そんなときは、こんな言い方があります。

  • 「最近、家に帰るとぐったりしてしまって…」
  • 「週◯日だと、少しきついかもしれません」
  • 「この作業、途中で疲れが出やすい気がします」
  • 「通う時間を、少し短くできますか」

言葉が出にくいときは、メモに書いて渡すのもひとつの方法です。すべてを説明できなくても大丈夫です。「疲れている」ということが伝われば、そこから一緒に考えてもらえます。

職員(スタッフ)は、あなたを責めるために聞くのではありません。どうすれば続けやすいか、一緒に考えるために聞きます。

「休むと迷惑かな」と思ってしまうとき

疲れがたまると、休みたくなります。でも「休むと迷惑かも」「わがままかも」と、がまんしてしまう人は多いです。

そのやさしさは、とてもすてきなものです。でも、あなたの体と心のほうが大切です。

休むことや、ペースを落とすことは、通うのをやめることではありません。むしろ、続けるための休みです。

もし一人で相談しにくければ、相談支援専門員(あなたと事業所の間に立つ人)に、間に入ってもらう方法もあります。「こう伝えたいけど、うまく言えない」と、その人に話すこともできます。

続けやすさは、事業所によってちがう

通う日数や作業の量を、どこまで調整できるか。これは事業所によって、考え方や決まりがちがいます。同じように見えても、中身はさまざまです。

だからこそ、通う前や通いはじめに「ペースは相談できますか」と聞いておくと、自分に合う場所かどうかを感じ取りやすくなります。

たとえば、島根県松江市にあるKUKKULAのように、作業の内容や通い方について見学で確かめられる事業所もあります。気になる方は、作業の内容ご利用の流れを見たり、見学で直接たずねてみるのもよいかもしれません。

なお、利用の条件や手続きは、お住まいの市町村によって決まりがちがいます。くわしくは、市町村の窓口や相談支援専門員にご確認ください。

さいごに

疲れて「続かないかも」と感じたとき、あなたにできることは「がんばる」だけではありません。

  • 何に疲れているか、少し分けてみる
  • 通う日数や作業の量を、相談してみる
  • 休むことを、自分に許す

ペースは、あとから変えていいものです。無理をして急ぐより、あなたに合う速さで、少しずつ。それで大丈夫です。一人でかかえこまず、まわりの人と一緒に考えていきましょう。

Related

まずは、見に来てみませんか

見学はいつでも受け付けています。
その日に決めなくて大丈夫です。話を聞くだけでもかまいません。

平日9:00〜18:00の間に受け付けています

電話で相談見学を申し込む